古屋付き住宅と解体工事について解説します。
古家付き土地は、売主が古家を解体して更地引き渡しをしてくれるのか、買主負担で解体を行うのか契約時に決まっています。
そのため、購入前に確認する必要があります。
買主負担で実費となる場合は、新築工事を請け負う会社に解体をお願いする方法もありますが、自身で解体工事業者を探し、依頼する方が安価なことが多く節約になります。
延床面積８０平米以上の建物の場合は、解体できるのは届出をしている業者のみになるので依頼時に注意が必要です。
解体費用は敷地条件や周辺環境により差はありますが、古家が木造２階建ての場合、床面積の坪単価でおおよそ３〜５万円程度かかります。
しかし解体費用以外にも必要なコストがあります。
家の中の家具や家電がある場合は、家電リサイクル法に定められているものがあれば別途でリサイクル費用がかかりますし、古井戸や浄化槽、庭の樹木や擁壁、ブロック塀を撤去する場合は、別途費用がかかることがほとんどです。
以上より、古家付き土地を購入する際は、ほとんど実費となる解体工事費用のことを考慮して予算設定をした方が良いでしょう。
空家やもう使わなくなった工場やお店がある場合は、解体をすることがあります。
建物を解体することで土地を有効活用することができるので、土地の利便性が上がる筈です。
解体をするには解体工事のサービスを利用する必要がありますが、そのときに建物の周辺地域に住んでいる人に対して挨拶をしておく必要があります。
解体工事をするときに大きな音がでるので、騒音トラブルに発展することがありますから、事前に音が発生することを伝えておかないといけないです。
仮に解体工事をした後に新しい建物を建てるのであれば、周辺地域の人々からの印象が悪くなるとその後の生活に支障が生じることがあります。
そのため作業を任せる業者には、近所の人への挨拶をしてくれる所を選んだほうが安心です。
また騒音が極力抑えるための工夫をしてくれる所を利用したほうが、安心して解体を任せることができます。
気持ちよく解体工事を終わらせるためにも、事前の業者選びが重要になります。
